「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」をプレイしたりクリアした人が読みながら「うんうん、そうだよね！」と楽しめるような記事が書けたら良いなと思い書いてみました。良かったら読んでみてくださいね。
私が「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」という神ゲーを初めてプレイしたのは小学生の頃。NINTENDO64のムジュラの仮面である。
クラスメイトの中には前作の「時のオカリナ」をプレイしている人は何名かいた。当時の私は星のカービィやマリオが好きだったのでゼルダの伝説には興味がなかった。
なぜ時のオカリナもプレイしていないのにいきなりムジュラの仮面をプレイすることになったかというと…サンタさんにもらったからである。
NINTENDO64のメモリー拡張パックというものを64の本体にセットしながらこんなのがあるんだ…なんて驚いたのを今でも覚えている。
私のゼルダの伝説デビュー作品はムジュラの仮面だったが大人になった今、考えてみたら小学3年生というまだ高学年にもなっていない年齢の子供には難しすぎた気がする。
Wikipediaによると64版は全年齢対象だったのにリメイク版のムジュラの仮面3Dでは対象年齢12歳以上になっていた。つまり小学5年生頃にプレイすることをおすすめしているらしい。
当時の私にはムジュラの仮面をプレイするのは難しかったはず…クリア出来なかったことにも納得できた。
小学3年生の私は、ゼルダというゲームがどういうものか右も左も分からず、まずゼルダに出てくるたいまつを見つけたら火をつけるという基本的なことすら数十分かけながらクリア目指して頑張っていた。
私がムジュラの仮面をクリア出来たのは大人になってから。一応、小学3年生の後に中学生になっても試みたがやはり撃沈…小学3年生の頃はグレートベイの神殿まで進めたけどクリア出来ず挫折…中学生になり今度こそクリアする！と気合を入れたけどロックビルの途中で挫折。
時が経ち、3DSで発売されると知り大人になってからもやりたいぞということで予約までして購入し今度はクリア。
残念ながら子供の私は全ての仮面やお面は集まらずムジュラの仮面を倒すことも出来なかった。子供の頃にプレイした内容はあまり覚えていなかったが何となく覚えている記憶と照らし合わせながら大人になって再びプレイし仮面もお面も全部集めムジュラの仮面も倒すことが出来た。
子供の頃になんとなくクリアしていたらきっと大人になってからはムジュラの仮面を再びプレイすることはなかっただろう。
子供の頃にクリア出来なくて本当に良かったと思っている。なぜなら大人になってプレイした方が面白い作品だと気がついたからである。
月が落ちてくるという設定の中、子供の頃は月が落ちてくるのを止めるぞ！という世界を救うことだけを目標にしていたが
大人になってからは月が落ちてくるタルミナの人々の気持ちを観察しながらプレイ出来たので大人になってからプレイした方が面白かったと思ったのである。
えっ？子供の頃はクリア出来なかったから悔しくて面白くなかったのでは？と言いたい人もいるかもしれないがそんなことはない。子供の頃にやっていたゲームを大人になってプレイしてみたら子供の頃の方が楽しく遊べたなというゲームもあった。
64の大乱闘スマッシュブラザーズなんかは大人になってからプレイしてみたものの、確かに久しぶりにプレイしてみたら面白かったが子供の頃の方が数倍面白く遊べたなと思っている。
他にもマリオパーティとかも子供の頃の方が面白かったな…なんて思ったが、ムジュラの仮面とは関係のない話になってしまうので思い出話はこれくらいにしておこう。
さて、ここからはムジュラの仮面の思い出話を書いていくことにしよう。
しあわせのお面屋はめちゃくちゃ笑わせてくれた
今回の重要人物である「しあわせのお面屋」は私を1番笑わせてくれた、そして動きやセリフ全てに何かしらツッコミを入れたくなるような面白いキャラクターだった。
まず表情が面白いというか、ここまで変化すると面白怖い。
オカリナを取り戻し「いやしの歌」を教えてもらった後の顔。一言話すたびに泣いたり笑ったり違う表情を見せるお面屋。
子供の頃は友人と笑った顔ばかり見せていたしあわせのお面屋が、急に怒り出した顔を見せてきてちょっと怖かったが最後は笑いながら真似したり楽しかった。
当時はYouTubeなど動画サイトやアプリが流行っていなかったのでもう1度見たければまた同じシーンまで進めなければならなかった。
いつでも見られるようにわざわざ2つ目のデータに保存しておいたりもした。
子供の頃は面白くて笑っていたが、大人になって久しぶりに見てもやはりあの顔は面白い。
小学生の頃は顔ばかり気になり話の内容をしっかり見なかったが、せっかく予約までして購入した3DS版ムジュラの仮面をプレイするのでしっかりと会話を読んでプレイしてみた。
ムジュラの仮面を盗まれちゃったからさ、スタルキッドからオカリナ取り返すついでに私のムジュラの仮面も取り返してね、ワタクシ忙しいからさ、3日後にここを去るのでよろしくね。
というような説明をしあわせのお面屋にされる。その後分かったこと。
- リンクがオカリナは取り返せたのにムジュラの仮面を取り返せなかったと知ると面白怖い顔して逆ギレ
- いざ、私が冒険を始めてみるとタルミナの住民の皆様は月が落ちてくるのではないか？ということで大混乱
- しあわせのお面屋は自分のせいで月が落ちてくるというのに忙しいと言って逃げようとする
- 盗まれた物は民族が呪いの儀式で使っていた伝説の呪物だったという後出し情報
ここまで見るとお面屋は嫌な奴と思ってしまうかも知れないがやはり笑ってしまうことの方が多い。
怒ったり笑ったり面白い表情の他にも、デクの花で飛んでいってしまうデクナッツになってしまった私を背中に大量のお面という重い荷物を持ちながら追いかけて来たことを想像するとちょっと笑える。
背中に持っているお面もなんか怖い、しあわせのお面屋と言っているくせにひとつも可愛いものがない…失礼だが負のオーラが出ていそうなお面ばかり。
いやしの歌を教えてくれる時のピアノ。何鍵盤あるんだ？何オクターブ奏でられるピアノなのか？上手いのか？上手いのかと思ったら3DS派では両手の人差し指1本ずつ弾くから面白すぎた。
クリア後、お面屋が去って行く時は徐々にフェードアウトしていくのがジワる。見ていると段々面白くなって面白いこと言っている訳でもないのに笑っちまっていた。
出番は少なかったが存在感のある良いキャラクターだった。
攻略法なしでクリアした人ってすごすぎる
小学生の頃の私は基本的に相棒であるチャットの話をあまり聞いていないので、元の姿に戻った後、どこに行くかを見ておらず目的地が分からないという状態からスタート。
デクナッツリンクから普通の人間に戻れたことが嬉しすぎて（もしかしてリンク本人よりも喜んだのでは？）
町を探検、ルピー集め、牧場に遊びに行くなど無駄な行動をたくさん繰り返し、目的地である沼地に行く前に3日間はあっという間に終了していた。
全然進める気がないなというような私も無事、全ての仮面とお面をゲットしクリアしたが
改めて思う。攻略を見ないでクリアした人は凄すぎる。
ゲームをしながら出来た時には、うおーーっ！って言ってしまったシーンはけっこうある。
例えば、海賊の砦。鉄格子から蜂の巣を狙って弓矢射つなんて1発では閃かなかった…出来た時は叫んだ。
イカーナ渓谷になってから難易度がグッと上がりすぎていて私のような初心者じゃ無理すぎた…
イカーナ古城の最後に大バクダン必要と知った時はショックだったなと思うし
ラストのロックビル神殿は難しすぎない？さすがに攻略を見てしまった…神殿を1度出るという考えはなかった。攻略見ても、すげぇええ！！って叫んだ。
ムジュラの仮面を1度も攻略法やヒントを見ないで神殿や仮面・お面集めを自分でクリアした人はどのくらいいるのだろうか？
メインストーリーよりもサブイベントの方が面白くてハマっちゃった
基本的にサブイベントでお面をゲットしていくという感じなので私はメインストーリーよりもハマったし面白かったが
どんなお面が手に入るのか分からなさすぎてゴールが見えない中ウロウロとするのがキツい時もあった。
それでもタルミナに住む全ての生き物と触れ合ったり観察するのがメインストーリーよりも楽しくてしょうがなかった。
好きだったのがカーフェイとアンジュさんのイベントとロマニー牧場のイベント。
カーフェイとアンジュさん（なぜだか私はアンジュにさんを付けて呼びたくなる）のイベントも難しい…
カーフェイとロマニーイベントについては思い出が強いので別記事で今度書いていこうと思う。
特にカーフェイのイベントは絶対に書きたいくらい苦戦したし面白かった。
3DSは64よりも遊びやすくなってるよね
違いはたくさんあるらしいがすごいなと思ったのをピックアップしていくことにする。
64版は時の歌を奏でるとセーブされ、その後最初の朝に戻る…というのを繰り返していくが3DS版は大翼の石像にセーブ機能がついている。
ムジュラの仮面の3日間ってけっこう長い。ゲーム内の1時間はリアルタイムだと45秒になっているらしい。
最初の朝から次の日の朝までリアルタイムでのプレイ時間は18分なので…最後の夜まで3日間続けて行うと54分プレイすることになる。
ゼルダの伝説大好きな少年少女なんかは途中でお母さんに、宿題やりなさいよ！お風呂の時間だよ！なーんて言われた時に
このゲーム、急には終われないんだよ…ってなる。途中セーブはありがたい存在である。
64時代に出会いたかったよシーカーストーン…
3DS版は時計台の中にシーカーストーンがありヒントをくれる。
私は64版でプレイした記憶もなんとなくあるのと、せっかく買ったんだから今度こそ自分でクリアしてやるからな！絶対！！というものすごい気合いも入っていたので使わなかったがシーカーストーンのヒントがあれば初心者でもクリア出来る良い仕組みだと思う。
あまり詳しく知らないから今度は見ながらやってみるのも楽しめるのかもしれない。
困っている人を助けるためにある「ボンバーズ手帳」について。64版はボンバーズ手帳に書かれている人に関わりながら予定を知っていくのだが3DS版は最初から予定が載っていて地図でイベント場所も分かる、さらにアラームつきという最新型にアップデートされている。
サブイベントは64版でかなりやり込んででしまっていたので活用はしなかったがこれは嬉しい機能。
タルミナに住む人々の人間観察をするのも面白かったけれども意外とタイミング良く行動するのって難しいので事前に予定が分かるのは便利。
64版は予定が分からないのでけっこう人々を観察していた記憶がある。実はナベかま亭の人達を観察するの好きだった。
鬼神の仮面でラスボスを倒すの最高
「シャトー・ロマーニ」を飲んで魔力使いたい放題にしてから「鬼神の仮面」かぶってラスボス倒すの…
超最高！！
その場で剣振れば勝てる。鬼神の仮面は最強すぎる、なにこれ。ラスボスって弱っ！！
鬼神の仮面というアイテムをゲームを作った人が用意したということはムジュラの仮面のラスボスはめちゃくちゃ強いということだと思う。
本当に強いよね、鬼神の仮面なら楽々倒せるが決して弱い訳じゃない。3形態もあって強いんだよね。実は鬼神の仮面を使わないで倒したのは1度だけ。もう1回やれって言われたらもう無理だと思う。
鬼神の仮面は苦労してゲットして良かった。
いやー、楽しく語らせてもらいました。今回はこれくらいにしておこうと思う。
いつか…カーフェイのイベントの思い出、ロマニー牧場の思い出、ちょっぴり苦戦した思い出…について書いていこうと思う。お楽しみに！
カーフェイのイベントとロマニー牧場のイベントの思い出話が書けましたのでよろしければ読んでみてください。
クリミアさんにギュッとしてもらうためにイベント頑張るよね。ロマニー牧場の思い出
カーフェイとアンジュさんのイベントってめっちゃ面白かったよね！色々と感想書いてみる。ゼルダの伝説ムジュラの仮面 