「超魔界村」は1991年10月4日にカプコンから発売されました。
我が家は2017年10月5日に発売された「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」を購入しました。すごく楽しませてもらった超魔界村をプレイした感想を書いていきます。
どのようなゲームなのか?
突然現れた魔物がプリンセスを連れ去ってしまったため主人公アーサーがプリンセスを助けに行くゲームである。
RPGかと思いきや…
テレッテッテレッテッテ~♩で有名なスーパーマリオブラザーズのように左から右へ進んでいきステージをクリアしていくシンプルなゲームとなっている。
マリオは敵を踏んだりファイアーボールなどをぶつけると敵を倒すことが出来るが、超魔界村はゾンビや魔物が攻撃してくるのでアーサーは剣などの武器を使用し敵を倒していく。
キノコを取るとマリオは大きくなり敵にやられると小さくなるが、アーサーは鎧を着ている状態でやられると鎧が壊れてしまいパンツしか履いていない状態になる。パンツ姿で敵にやられるとステージ失敗となりやり直しになる。
マリオも超魔界村もステージから落ちたら即ステージ失敗になるのは同じである。
超魔界村を知ったきっかけ
私は以前「ゆっくりしていってね!」というゆっくりボイスにハマっていた。
東方Projectというゲームに登場するキャラクターが独特な喋り方をしながらゲーム実況してくれる動画を見るのが楽しかった。
ゆっくりボイスはイントネーションが独特なのと感情がこもってない感じがなんか面白く、色々見ていたら超魔界村という実況動画を見つけた。
動画を見ていると落ちたり敵にやられたり全然ステージがクリア出来ないので進まないので、そんなに難しいの?ゆっくりよりも超魔界村の方が気になり
色々な超魔界村のプレイ動画を見たら皆さん大苦戦されているようでかなり難しいゲームということが分かった。
時は流れニンテンドークラシックミニスーパーファミコンをゲットした私は超魔界村が遊べることに気がついた。
なぜ難しいか考えてみた
敵が強いのかステージの構造や敵の配置、アーサーの能力など色々と考えた結果…
アーサーのジャンプ力と動きの遅さが原因だと思われる。
マリオはジャンプした後に十字キーで動かせば空中でそれなりに動けるがアーサーはジャンプした後は思ったより動けない。
ついでに動きもマリオに比べると遅いので敵の攻撃やステージの障害物をスムーズに避けられない。
アーサーが身体能力抜群でマリオ並に素早く動けるようようであればあまり苦戦しないゲームなんだと思うが
私はカプコンさんには魔界村シリーズはずっとアーサーの身体能力をアップさせないで欲しいと思っている。
これくらい難しい方が面白い!魔界村を楽しむ沢山の方が苦戦しまくって魔界村って難しいぞという気持ちをこれからも共感していきたいのだ。
1ステージだけがものすごく上手くなった
超魔界村を始めてみたが思った以上に難しくて最初は1ステージすらまともにクリア出来なかった。
このゲーム…行こうか迷ったらその時点で敵にやられたり落ちてしまったりしたら失敗するよね。
行く時は行く!止まる時は止まる!というメリハリがないとクリア出来ない気がする。
初心者の私は、ちょっとずつちょっとずつ…地道にプレイしてようやく1ステージクリアすることが出来たが2ステージもまた難しい。
クリア出来ないので諦めて電源を切ってしまいまた再び1ステージからスタートする…を繰り返した結果1ステージだけを何度もプレイしていたので1ステージだけがものすごく上手くなったのである。
まさかの2週目
大苦戦してやっとクリアした時はテンション上がったけどプリンセスから
今のあなたじゃラスボスには勝てないから隠した腕輪を見つけてきてね!
と聞かされてなぜか私はスタート地点に立っていた。
何が起こったか分からないのでしばらくは動けなかった。
ゆっくりボイスをお借り出来るなら私は一言
「う、うわぁーーー」
と言うだろう。
スタート地点に戻された私は無感情。何が何だかよく分からないが1面は上手くなったのでとりあえず進んでみたら腕輪をゲットすることが出来た。喜んでいたら敵にやられたら腕輪がなくなった。
ん!?
どうやら腕輪を持ったまま最後のステージをクリアする必要があるようだ。
なんじゃこりゃ…文句を言っても仕方ないのでクリアすることを決意する。
再び全ステージをクリアして行くと思うと気が遠くなる作業だが1周目で鍛えられているので本当に少しだが上手くなってる気がした。
私はインチキしてクリアした
と言いつつもすごく上手い訳ではないので4面になるとやはり敵にやられまくって中々クリア出来ずにいた。
ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンは便利な「中断ポイント」というものがある。
リセットボタンを押すとその場面を保存することが出来るのだ。保存出来る容量は1ゲームにつき4つとなっている。
例えは、分かれ道があったとする。右に行くか左に行くか悩んだ時にリセットボタンを押し保存しておけば右行って失敗したなーと思ったらやり直しすれば良いのである。
私はこの中断ポイント機能を活用しちょっと進んで保存してちょっと進んで保存して…を繰り返し全ステージをクリアすることに成功したのだ!
いやー、我ながらずるい!インチキ!
1周目でむちゃくちゃ喜んだ私にはもう2週目を頑張る気力はないのだよ。
最後はインチキしてクリアしてしまったが超魔界村はすごい面白かった。
またやってみる?と聞かれたらいつかまたやりたいと返事すると思う。
今のところ2ステージまでは比較的スムーズにクリア出来るようになっているので
数年後…今よりも実力は落ちているのか?楽しみである!