1999年に東映アニメーションが制作した魔法少女アニメであるおジャ魔女どれみは子供が見ても大人が見ても面白いアニメだと思います。
おジャ魔女どれみが面白いなと思った理由を書いていきます。
ぷわぷわるくく…ぷわぷわるくく…
好きな人に告白するための魔法の呪文を唱えて勇気を出す主人公「春風どれみ」は妹にまた男に惚れたか?また片想いで泣きを見るのに…と言われたり授業中に魔女の見分け方を読み先生に怒られ放課後は友人にまた告白出来なかった?と言われてしまう。
魔法のことを考えながら歩いているとマキハタヤマリカの魔法堂という店を発見し中に入る。マキハタヤマリカはどれみちゃんに魔女だということを見破られてしまい魔女ガエルになってしまった。
魔女ガエルから元の姿に戻るためには見破った本人が魔法を使って元に戻すしかないということでどれみは本物の魔女になるため魔女見習いとして修行をすることになる。
魔女になるには…一人前の魔女になるには魔女見習いからスタートし9級から1級までの試験に合格しなければならない。
魔女見習いに変身するには魔女見習いタップを使用する。真ん中を押すと見習い服が出てくるので音楽が鳴っているうちに着る。着替えられないと服が消えてしまいやり直しとなる。
着終わったら魔女見習いタップでドミソドと弾くとステッキの形をしたペペルトポロンという楽器が出てくる。
ドファラドと弾くと空飛ぶほうきが出てくる。魔女見習いが魔法を使うには魔法玉が必要で魔女会で売っている。
魔法玉は店で魔法グッズを売って得たお金じゃないと買えないためどれみちゃんは休みの日にMAHO堂で働くことになる。
どれみちゃんは、はづきちゃんとあいこちゃんに魔女見習いということを知られてしまったため2人も魔女見習いになりMAHO堂で働くことになる。
ちなみになぜおジャ魔女どれみなのかというと…魔法を使えばドジばかりしてカップルが良い雰囲気なのをこっそり覗き見するどれみを見てマジョリカが「アイツは魔女見習いじゃなくおジャマなおジャ魔女だ!!」と言ったからだと思う。
子供の頃に…うちの親がケチでさ!金持ちの家の子供と入れ替わりたいぜ!
と思ったことはあるだろうか?
転校生が来たり不良っぽい子が授業をサボったり流行りの芸能人の話をしたり…嘘をついてしまうクラスメイトや
朝早く学校へ来てお花のお世話をする真面目な子なんかもいるよね。
両親が離婚している子の話やおんぷちゃんのように親から期待されている子の話もある。
学校生活を取り上げている場面もあるが…家庭の事情を取り上げている回もあるのだ。
色々な子が色々なことを考えて生きているんだなというのがおジャ魔女どれみを通して分かってすごく面白いと感じた。
普通だったら、実際には入れ替われないからその場で話をして終了するだろう。
ところがどっこい!
どれみちゃんは入れ替わりたいと思っている友人のはづきちゃんのために魔法を使い入れ替わったのだ。
お互いが別々の環境で1日暮らすことになるが…2人はやっぱり自分の家の方が良いねっていう結論を出した。
嘘をついてしまうクラスメイトの信子ちゃんがあいこちゃんを怒らせてしまった時には魔法で別人に変身し、なぜ怒らせてしまったのか?ということを聞き出し、あいこちゃんに謝るように優しく声をかけたのである。
担任の先生もすごく素敵で生徒のことを観察しているし差別もしない。
不良少年がいても見た目で判断せず自分の教え子のことを信じたりビシッと叱ったりする。
魔女見習いでもあり芸能人でもあるおんぷちゃんが転校して来た時に、先生は芸能人だからといって特別扱いしないようにとクラスメイトに言う。
おんぷちゃんは自己紹介の時に、黒板に名前ではなく芸能人なので自分のサインを書くが先生はやり直しさせる。
本人にサインはやめてと言いにくかったり芸能人だからしょうがない…と流してしまう先生もいると思うがはっきりやり直しさせる先生は信念を持っていて仕事の出来る人だと思った。
おジャ魔女どれみは…
子供達の悩みや考えていることをどれみちゃん達が魔法を使って問題解決をしていくのがすごく面白かった。
魔法を使って敵と闘うのではなく子供たちの生活を通して道徳を学ぶことが出来る素敵な作品だと思う。
あと、変身ではなく着替えっていうのも面白くて良い。変身に失敗する魔法少女アニメなんて見たことない!
マジョリカが着替えをしておけって言っていたがおジャ魔女どれみを見て着替えの練習をした子もいそうだ。
どれみちゃんが愉快なのも良いよね!
以上です。